美容サロン経営で脱ホットペッパーするために必要な3ステップ
ホットペッパービューティーを辞めたいと思いませんか?
美容サロン経営者でホットペッパービューティー(以下HPBと略)を利用されている方なら
一度は必ず考える“脱ホットペッパー”。
多くの美容サロンオーナーさまは同じ思いで悩まれています。
「辞めれるなら辞めたいけど、売り上げを担保した状態で辞める方法がわからない。」
「HPBはほとんどが新規顧客だし、そのおかげで売り上げが成り立っているから、
その新規顧客を離すわけにはいかない。」
この状況こそHPBの罠であるとお気づきですか?
HPBが辞められないカラクリ
HPBは新規来店ばかりが集まるようになっているだけでなく、
リピートをさせない工夫がたくさん凝らされています。
新規顧客のたらい回しがHPB最大の特徴。
リピートしないということは顧客カルテが充実しないので
顧客情報の理解が浅く、事故が起こりやすく満足度も上がりにくくなり、
その結果美容サロンジプシーになる女性が増えているのです。
つまり…
ー美容サロン視点ー
喜んでくれたのにリピートされない
↓
顧客が溜まらない
↓
新規集客の自転車操業になる
↓
新規顧客の売り上げに支えられているのでHPBをやめられない
その裏側では…
ーお客様視点ー
初回が1番安いのでクーポンで来店
↓
気に入ってリピートを考える
↓
次の来店までにおすすめの他サロンとクーポン情報が届く
↓
安いので気になって見てみる
↓
前に行った美容サロンのことは忘れている
↓
他の店に新規クーポンで来店
↓
繰り返し
こういった背景があります。
これを知ってもHPBを続けるべきだと思いますか?
一気に辞める!というのは難しいかもしれませんが、
少しずつHPBから離れていく方法はありますのでその方法をご紹介いたします。
HPBをご利用の美容サロンオーナーさんはご安心ください。
脱ホットペッパーの方法は地域によって戦略が変わってくる印象ですので、
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地域別!脱ホットペッパーへの3ステップ
脱ホットペッパーのステップは地域によって異なりますので、
- 都心部のサロンの場合
- そうでないサロンの場合
の2パターンでご紹介します。
都心部のサロンの場合
step
1お店のSNSアカウントを強化する
スタッフ個人にSNSを頑張らせるというのはよく聞く話ですが、
実際にスタッフが集客力を持つと、まず初めに売上が特定のスタッフに偏り、
売れっ子に頼る経営スタイルになってしまい、
「その人が辞めたらお店の将来が危うい…」
という状況になってしまいます。
技術もあって集客ができる=独立可能
技術があって集客できるなら利益の高い環境を選ぶというのは当然ですので、
実際に辞めてしまうことも全然あり得ます。
健全なサロン経営はサロンの集客力と顧客管理が鍵を握りますので、
付随して顧客管理はスタッフ任せでなく、お店側でやることをおすすめします。
スタッフに顧客管理をさせてしまうと、辞められた際に顧客リストを丸ごと持っていかれるので
痛手を負うことになります。
step
2インスタ×HPBをやめる
自己集客できているのに予約手段としてHPBを用意するのはコスパが悪すぎます。
HPBの便利なポイント
- 利用したことのある人が多く、案内がスムーズにできる
- クーポンを使用した新規集客力が高い
その代わり料金はお高め。
集客に悩んでいる美容サロンのための新規顧客集客ツールのため、
すでに自己集客ができているサロンにはオーバースペックになってきます。
そのため最近急増している“フリーランス美容師”の間では
HPBを使用せず、LINE@で管理している人が多くなっていますが、
その背景には、LINEなら日本人のほとんどが使用しているので、
お客様にとっても追加でアプリをインストールする必要もなく、「使いやすい」と感じていただけるということがあります。
ですのでインスタやYouTubeなどから集客ができているという方にとってはHPBはコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
step
31回の単価よりも、いかにリピートしてもらうかを考える
美容サロンをやっていく上で「単価」に目を向けるのは自然なことですが、
- いかに単価を上げるか
- メニューアップするか
ここばかりに意識を向けてしまうと
など沢山おすすめすることになり、
お客様は断ることにも疲れて離れてしまいます。
もちろん1回あたりの単価を上げることは大事ですが、
“お客様が無理なく通える”というのが大前提になってきます。
よくあるNGパターンは
初回は安くて来店するごとに正規料金へと近づいていく料金システムです。
“初回は安くても、通うたびに値段が高くなるお店”に魅力を感じる人はほとんどいませんが、
逆はどうでしょうか?
“通えば通うほどお得意様として少し安くしてくれる。”
そのほうが商売としては自然に感じる方が多いのではないでしょうか。
大切なのは一通りやっている上でどこに力を注いでいくかなので、
3つのステップだけをやるのではなく、経営スタイルを1から見直すのも大切です。
時代にマッチする経営スタイルは変わりつつあります。
“高単価”や“安売り”
だけではなく、
“1人のお客様が生涯でどれだけこのお店にお金を払ってくれるか”
を意識することが、今後の美容業界を生き抜くために欠かせない術となるでしょう。
都心部以外のサロンの場合
step
1googleマイビジネスのこまめな更新と口コミ対策
都心部では美容サロンがありふれているのでマップアプリで探される機会は少ないですが、
都心部でなければマップで探される機会が多いので、対策は非常に有効です。
じゃあなにを対策すればいいの?
マイビジネスに登録できる情報は全て登録してください。
頻繁にヘアスタイルやスタッフなどの画像を投稿してください。また、できるだけ写真の質にこだわってください。
口コミ対策をしてください。※特にGoogleマップに口コミを投稿したことがある人からの口コミは貴重です。
Googleマップの口コミはお客様が自ら書いたパターンと、お店が頼んで書いてもらったパターンで見分けることが可能です。
特に前者の口コミが多いほどGoogleから“このお店は良く評価されている”と認識されるようです。
口コミの見分け方
▼お客様が自ら書いてくれている口コミ
▼お店が頼んでお客様に書いてもらっている口コミ
口コミを投稿しているアカウントの部分に、
「◯件のクチコミ」と、そのアカウントがこれまで何件のレビューを投稿してきたかが表示されていますが、
これのほとんどが1件だった場合はほぼ確実にお店がお客様に頼んで書いてもらった口コミかサクラ(業者に依頼する架空のクチコミ)です。
後者の状態がダメ!というわけではありませんが、前者が理想的です。
とはいえ悪い口コミばかり溜まるよりはよっぽどマシなので、お客様には積極的に口コミを書いてもらえるように頼んだ方が良いと言えます。
step
2安売りしない!まずはお客様を脱ホットペッパーする
ただでさえ利用料の高いHPBを使用しているのに、安売りをしてしまうと
利益はスズメの涙になってしまいます。
そして先述したとおり、HPBは非常にリピートされにくい作りになっています。
HPBの沼にハマらぬよう、せめて安売りには頼らないことをおすすめします。
脱ホットペッパーの鍵はリピートにあります。
ですが、何度も言いますがHPBはリピートされにくいシステムです。
新規ばかり来ていては永遠にHPBの沼の中。
重要なポイント
HPBで来店くださったお客様にはお店のLINE@を追加してもらい、
LINE予約機能を使用して次回以降はLINEで予約を取るようにするなどして、
“まずはお客様を脱ホットペッパーさせること”が重要です。
HPBはお客様にお得なクーポン情報など、他店のお得な情報がたくさん送られます。
まずはお客様をHPBから引き出しましょう。
step
3値段以外の強みはなにか?なければ作る
例えばあなたが醤油ラーメンを食べたい時、
- 醤油、みそ、塩、とんこつなど何でもあるラーメン屋
- 醤油ラーメン一筋で極めた醤油ラーメン専門店
どちらに興味関心が湧きますか?
ほとんどの方が後者をお選びになったかと思います。
地域だからこそ競合が少なく、お店の特色を出すだけで来店数がアップすることもあります。
(もちろんその施策1つだけに頼るのは禁物です。)
“発信していない=存在していない”
ほとんどのお店をネットで探す今の時代に、
発信をしていないと何を調べてもあなたのお店の情報にたどり着けず、
もはや存在していない状態になってしまいます。
あなたのお店に合った最新の技術やスタイルを学んで、それらを提供できるということをしっかり伝えるために、
こまめな発信を心がけましょう。
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脱ホットペッパーの前に【お客様を脱ホットペッパーさせること】
お客様がHPBを使用している限りは、HPBの施策で高い確率で他のサロンに移ってしまいます。
まずはお客様を脱ホットペッパーさせること。
そしてその受け皿としてLINE@やLINE予約ができる状況を作っておくことが大切です。
それから地域別の3ステップを踏むことで脱ホットペッパーの実現へと近づいていきます。
お金を払えばお客さまが来る=たくさんお金を払えるサロンが勝つ?
お客さまは自分の髪を綺麗にしてくれる素敵な美容サロンさんに出会いたいのに、
HPBで紹介されるのは多額のお金を納めたサロンばかり。
これっておかしいと思いませんか?
なぜ、お金を払ったサロンが評価されて、
お客さまに長く支持されているサロンやネイリストが正当に評価されないのでしょうか?
HPBが広告掲載モデルのサービスだからです。
▼続きはこちらにお進みください
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HPに書けないこと、たくさんあります
弊社のネット記事をお読みになったネイリストさまからよくお問合わせをいただきます。
「これって絶対こういうことですよね?」
「あの噂もホントなんですか?」
といったお問合せも多いのですが、大人の事情でここには書けないことがたくさんあるので
HPに書けないことを詰め込んだサロン経営最適化マニュアルを
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