美容室の利益率ってどのくらい?平均値や高めるポイントを解説
美容室の利益率はどれくらいあれば良い?
美容室経営の利益率相場と目指すべき数字だけでなく、利益率を“確実に”上げる方法までご紹介していきます。
これから独立予定の美容師さんや、美容室オーナーさんにとって少しでも参考になれば幸いです。
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資料の内容
- LiMEについて
- 店販ECについて
- なぜ美容室のECは失敗するのか
- LTVについて
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ネットで調べると10%前後である情報が多い
実際にネットで美容室の利益率について調べると、だいたい10%前後の情報が出てきます。
単純計算で100万円の売上げで、10万円の利益。
調べた情報によると、100万円を売り上げて、材料費が10万円ほど、家賃に人件費、光熱費など変動費諸々で80万円ほど。
にしても材料費10万円はまだしも、ほか80万円は言い過ぎな気がしませんか?
100万円の売上げなら1人でも目指せます。
材料費が10万円、家賃が25万円、一人サロンで人件費なし、光熱費7万円。諸費用3万円。合計55万円の経費で45万円の利益が出る計算です。利益率は45%。
ここからどう頑張っても無駄遣いしない限りは利益率10%に下がることは想像できません。
ですが…
利益率は高ければ良いわけではない!
1人、50万円の売り上げを持つスタイリストを月25万円で中途採用したとします。すると、単純計算で25万円の利益に材料費5万円、光熱費3.5万円、諸費用1.5万円を差し引き、15万円の利益が残ります。
100万円の売り上げと50万円の売り上げで計150万円の月間売上。余った利益は45万円と15万円を足した60万円。利益率は40%。
利益率が下がってしまいました。が、、
利益率は高いけど手元に残るのは45万円か、利益率は少し下がるけど手元に残るのは60万円。ここで利益率が本当に重要なのかどうかが疑わしくなってきました。とはいえ利益率は非常に重要なので、わかりやすくご説明します。
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利益率は目指す数値よりも“高めていく工夫”が重要
「あの美容室は利益率30%出てるらしいから、うちでも30%を目指していこう。」
という考え方は危険かもしれません。そもそも美容室の利益率は戦略や雇用者数などによって大きく変わってくるからです。その形態では30%が素晴らしい数字だとしても、別の形態では10%すら素晴らしい数字に変わってくることがあるからです。
なので、比較してどうこうするのはあまり良くなく、自分は自分の利益率と向き合い、売上に対して利益率が高くなるように工夫していくことが大切です。利益率は極論、固定費を下げることを意識すれば上がっていきます。
▼開業系の記事ですが、費用の下げ方はこちらで解説しています
まず、あなたがまだサロンも持たれていないのであれば、家賃にはかなりシビアになられることをおすすめします。家賃をあとから下げられることなんて、ほとんどありません。
加えて人件費です。アシスタントは本当に必要か?アシスタントが欲しいだけなら、その人がスタイリストになったらどうするか?売上がないままアシスタント業務をやってもらえるわけでもなく、給料を払って育ててあげられるか?その人の分まで集客はやってあげられるのか?きちんと先のことまで考えておく必要があります。
人を一人雇うだけで固定費は一気に跳ね上がりますし、経営が厳しいからと言って簡単にクビにできるものでもありません。
まずは利益そのものを増やすことから
利益率云々の前に、まずはそもそもの利益を増やす施策を打つことから始めるべきでしょう。
なぜなら、そもそも利益のないところに利益率の調整なんてできないからです。100万円の売上の利益率が3%上がっても3万円しか変わりませんが、1000万円の売上の利益率が3%上がると30万円になります。こうなってくると人を雇えるレベルの予算感になってきます。そのため、まずは利益を増やすことを最優先に考える必要があります。
売上が高ければ高いほど、1%あたりの力は大きくなっていきます。
まずはじめにできることは店販です。新規顧客は集客しないと来てくれませんが、店販は今いるお客様の利益を最大化するために重要な役割を果たします。そして、今すぐ実践できる施策です。
ですが、注意ポイントがあります。
美容師さんならきっと一度はそういった経験があるかと思います。そんな時に大きな力を発揮するのがEC(通販)サイトというわけです。
▼詳しくはここで書いています
美容室でECサイトを始める前に!注意ポイント・人気3社を徹底比較
EC(通販)サイトを立ち上げる美容室も
都心部では最近流行りのBASEなどを使用した、ECサイトを自分で持つ美容室も珍しくなくなってきました。
ここで勘の鋭い方はこう思われたのではないでしょうか。
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EC運用最大のデメリットは「手間がかかる」こと
実際、EC運用は仕入れにかかるまとまったお金も必要ですし、梱包発送、在庫管理、商品不具合などの問い合わせ対応など、さまざまな手間がかかります。そんなお悩みをお持ちのサロンオーナー様から大変人気なのが弊社の店販EC機能。
▼店販ECについて
仕入れナシ・在庫管理ナシ・梱包発送ナシ・問合せ対応ナシ・追加利用料ナシ。商品数は1,500点以上。お客様に商品URLを送るだけの奇跡のサロン店販ECがございます。お気軽にお問合せください。
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利益を最大化する方法は他にも
もちろんECをやるだけで経営が改善できるというような簡単な話ではありません。他にも1人の新規顧客を集客するためにかけた広告掲載費があります。
これがいくらに対して何人集客できたかによって、1人当たりの獲得費用がわかります。
┗100,000円で10人→1人あたり10,000円
加えて平均単価に獲得費用を差し引くことで、どのくらいの利益になるかがわかります。
┗平均単価9,000円-獲得費用10,000円→1人あたり-1,000円の赤字
というのは間違いです。
仮にお客様が平均2回リピートして下さったら…
1回の来店による9,000の売上げだけでなく、その後2回の来店でプラス18,000円。総額27,000円をお支払いされることになります。
これに獲得費用の10,000円を差し引くと、1人あたり17,000円の利益になることがわかります。
これをLTVというのですが、詳しくはこちらに書いています。
結論、利益率を上げるには
先述したような経営思考を身につけた上で、じゃあ次はこの獲得費用をどうやって下げていくか、どうやってもっとリピートしてもらうか、ということを考えていく必要があります。
そうすることで健全に売上を立てながら利益率を上げて、手元に残るお金を増やしていくことが可能になるのです。
LTVや店販ECが気になる方は、無料の資料をダウンロードしてみてください。きっと経営の参考になるかと思います。
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