自己資金ゼロで美容室開業する方法【一人サロン成功の秘訣】
自己資金ゼロで一人サロンを開業する方法
美容室を開業するにはおよそ1000万円の資金が必要と言われています。
完全な資金ゼロでは何も買えないので、当然美容室は開業できません。
でも“足りない”ということは“足りれば良い”とも取れます。
もしあなたの親族3人から100万円ずつ借りれたとすると、短期間で手元に300万円が入ります。
それを元手に700万円の融資を受けることができれば1000万円を手にすることが可能です。
資金ゼロの開業は“いかに周りからお金を借りられるか”
お金が足りないのであれば、手に入れるほかありません。
稼ぎだけでは間に合わないのであれば、借りる必要があります。
ただ、
「自己資金ないけど開業したくてさ、、ちょっとでもいいからお金貸してくれない?」
と友人から相談された時、お金を貸しても大丈夫だと思えますか?
自己資金ゼロとなると計画性がないと判断されるのも無理ありません。
計画性のない人と計画性のある人、あなたはどちらならお金を貸しても大丈夫そうと思えますか?
つまり、自己資金ゼロから開業するには周りの人に「お金を貸しても大丈夫だ。」と思ってもらえるほどの説得が必要になるということです。
どういった事業計画で貸したお金はきちんと返ってくるのかがきちんと伝わるように資料を用意するなどして、熱意のこもったプレゼンテーションをすると成功確率が上がるでしょう。
一人サロンの開業の流れは?
開業の流れはある程度決まっているので
ざっくりと全体感が掴めるようにわかりやすくまとめました。
コンセプト作り
まずはどんな美容室にしたいのかというコンセプトの設計から入るようにしましょう。
どんなお客様がターゲットなのか、年齢層や施術内容など細かく想定するとコンセプトが考えやすくなります。
エリア・物件選定
コンセプトの設計がしっかりできると、どのあたりにお店を出店するべきなのかが見えてきます。
それさえ見えて来れば、あとは内見を繰り返し、実際に付近を散策して街の雰囲気を掴むなどしておくと良いでしょう。
コンセプトと物件選定は開業支援を得意とする会社に相談するのもアリですが、費用を抑えるために自身で行うことも可能です。
事業計画の作成
コンセプトとエリアが決まれば事業計画の作成に進みます。
事業計画の作成を行うことで、自分が開業する美容室がどれくらいの売上をあげることができて、毎月どれくらいの費用が必要になるかなどが数字で確認できるようになります。
この事業計画を入念に作成することで必要最低限の売上がわかったり、より経営している姿が現実的に思えてきます。
そしてこの事業計画がしっかりしていればいるほど融資を受けやすくなるので、自己資金が少ないのであればより一層力を入れて作成する必要があります。
資金調達
自己資金ゼロ開業における最大の壁となる資金調達。
融資を受けたり、助成金や補助金などの制度も活用するといいでしょう。
内装工事
資金も集まり、物件の契約まで完了したら内装工事に進みます。
内装工事は、最も開業でも資金のかかるポイントであり、費用を抑えられるポイントでもあります。
コンセプトのイメージになるべく近づけつつ、なるべくコストは抑えながら工事をするようにしましょう。
最大限コストを抑えるには開業支援の経験の多い会社のサポートに頼ると結果として安く済むこともあります。
必要な申請・手続き
工事をしている期間に、開業届けの申請などを提出を行いましょう。
必要な申請はこちらにまとめてあります。
資金ゼロでの美容室開業は難しいが、不可能ではない
開業までの道のりは面倒なことが本当に多いですが、
自分のお店で好きなように経営ができるというのは最高に楽しい!という方がほとんどです。
一人サロンとなれば使う道具やレジ機なども自分で選ぶことになるのでそちらも調べてみてください。
開業資金を抑えるには?
どうしても抑えたい開業資金。
でも具体的にどうやって抑えれば良いのでしょうか?
▼開業資金を抑えるなら
HPBには登録するべき?
大手集客サイトを利用して集客すればいいのかな?という方は危険です。
「これってこういうことですよね?」
「あそこって噂ありますよね。」
などよく聞かれますが、弊社からお伝えできることはここにまとめてあります。
一人サロンを経営する上で大切なこと
ここまで実際の開業までの流れや資金についてお話ししてきましたが、
お分かりの通り、大切なのはそこではありません。
美容室は開業後、3年以内に90%が廃業すると言われている厳しい世界。
開業はあくまでも「千里の道も一歩より」の“一歩”に過ぎず、
その後に待っている“どのような経営をするか?”の方がよほど重要になってきます。
では、雑誌→ブログ→SNSと、目まぐるしく変化するこの美容業界で、
“今”、どのような美容室経営が勝てるのでしょうか?
自分の売上を頼りにまずはお店をオープンして、
HPBに掲載登録して、中途採用して、アシスタントを一人採用して、、
というのは今の時代で負ける美容室経営の典型例です。
時代遅れになりつつある、“古い美容室経営”の形態と、
これから勝てる美容室経営について、ここにまとめてあります。
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