────ネット予約を導入したキッカケは何だったのでしょうか？

僕はアシスタント時代から、当時タブーとされていたラインでの予約やカウンセリングをしていました。

営業中の限られた時間でのカウンセリングだけでなく、写真や文字を使った事前の細かなやり取りは、お客さまの満足度に繋がると考えたからです。

なので予約はずっとラインで受けていましたが、日時の調整に時間がかかったり、返信が遅くなるときもあって少しずつ不便さを感じていました。

そんなとき、電子カルテとして使っていたLiMEが「ネット予約」機能をスタートしたので、使ってみると本当に便利で！

日時の調整やメニュー選択など、何度もメッセージでやりとりしていた手間が、LiMEが一元管理してくれたおかげで無くなりました。

今ではサロンワークに無くてはならない存在です。

────お客様からの評判はいかがですか？

予約がスムーズにとれるようになったと、喜んでいただいています。

いつどこにいてもスマホで僕の予約状況が確認できて、そのまま予約ができるので簡単だと。

「カルテ共有」機能も評判がよくて、これまでもバッサリカットした方などは記録用に写真を撮って残していたのですが、今はその写真をカルテに残すと自動でお客様に共有されるようになりました。

「自分の仕上がり写真を貰えるのは嬉しい」と言っていただけます。

────なぜ今、LiMEを選んでいるのでしょうか？

カルテ情報というビッグデータを使って「希望を叶えてくれる美容師を探すお客様」と「自分の技術を求めるお客さまに出会いたい美容師」

を、マッチングさせてくれる世界をLiMEは作っていると伺い、とても共感したからです。

今までは雑誌やTVなど、大きなメディアに取り上げられないと有名になれない業界でした。

どうしても「気に入られる為の努力」ができない人は、実力があっても評価されづらかったと思うんです。

その後SNSの登場で、実力があって自己発信をすれば輝ける世界が出来ました。

ですが、SNSも今では過剰広告が出来てしまうという難点があります。

アイロンで巻いただけなのに「パーマしました！」という人もいたり…

技術が上手じゃなくても、見せ方が上手であればフォロワーが増えしまう。

そういう美容師さんが増えると、実際に行って悲しむお客さまも増えると思うんです。

LiMEが実現する世界は、”どんなメニューが得意でどんなお客さまが多く通っているのか”という美容師それぞれの強みをしっかりデータ化して、それを求めるお客様を繋げてくれるというものです。

とても合理的で素晴らしいサービスだと思います。

僕がSNSを先駆けて成功したように、「美容師さんがいま絶対にやらなきゃいけない、知っておかなくてはいけないサービス」だと感じています。